イタリア旅行のご相談はこちらから


LINEを通じてイタリア旅行に関するご質問、ご相談を承ります。
お気軽にお友だちに追加してください。

友だち追加

ミラノ観光の穴場スポット

歴史のあるミラノには沢山の観光スポットがごさいます。
魅力ある観光スポットが沢山あり、もう王道な観光スポットは行きつくしたという方達にミラノの穴場スポットをご紹介いたします。少し違う、刺激も求めて行ってみては如何でしょうか?

― 見どころ ―

見どころ見どころ

スターバックス・リザーブ・ロースタリー ミラノ店

スターバックス・リザーブ・ロースタリー ミラノ店

世界に6軒しかなく、ヨーロッパでは唯一店舗を構えるミラノ店は、元中央郵便局だった歴史ある建造物内に繋ぎ目のない10mもの大理石を贅沢(ぜいたく)に使ったカウンターをはじめ、イタリアらしさをふんだんに盛り込んだ世界で最も美しいスタバと呼ばれています。日本に自動販売機があるのと同じくらいバール(BAR)*が街のあちらこちらにあり、コーヒーを飲むのはバールでという根強い文化があるイタリアに、スターバックス・リザーブ・ロースタリー、ヨーロッパ第一号店をどうしても開店したかったのだそうです。
*バール(BAR)とはカウンターで気軽に立ち飲みもできる軽食喫茶店のこと。
実際、創業者が35年前にイタリアのエスプレッソからインスピレーションを得て、コーヒーの販売を始めたこともあり、ここではイタリアに敬意を払うかのように世界30カ国のコーヒーと共に伝統的なエスプレッソを提供しています。これだけ多くの種類のコーヒーが飲めるのもヨーロッパではこの店だけなので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
ナヴィーリオ運河地区

ナヴィーリオ運河地区

かつてミラノにはたくさんの運河が流れていました。その中には、あのダヴィンチも設計に加わり、船で行き来できるようにしてくれた運河もあり、ミラノ人の生活に欠かせないものでした。その後、だんだん船より自動車というように時代は流れ、運河は不衛生でもあったため、ムッソリーニ政権下の1930年にほとんど埋められてしまいました。現在では、当時の面影を見られる数少ない地区の一つとなっています。
この運河はミラノ大聖堂(Duomo)に使われている大理石を何度となく運んだだけでなく、庶民が洗濯をしていた場所でもあります。その様子を再現した洗濯場もあり、その側にある橋には恋人たちが南京錠をつけて永遠の愛を誓い合ったりしています。
アニメ映画『紅の豚(1992/日本)』に登場するシーンのモデルにもなっているのでジブリファンには必見のスポットです。
ポルタ・ヌオーヴァ地区

ポルタ・ヌオーヴァ地区

観光、ファッション、商業など、繁華街を含めて多くのものが街の中心部に集中しているミラノに新しいビジネスとファッション、文化を要とする地区を開発することを決めました。最寄りはガリバルディ駅ですが、中央駅からも程近い新興地区ポルタ・ヌオーヴァは駅周辺の工場跡や廃墟と化した遊園地、古い家屋などを撤去し、2005年に工事が始まり、その間はヨーロッパ最大の建設現場となっていました。施工開始から15年以上が経ち、ほぼ完成していますが、その中にはイタリアで最も高いビル『ウニクレディト・タワー』や2棟からなる高層マンション『垂直の森(Bosco Verticale)』があります。この名前が示す通り17,000株以上の植物が植えられ、それぞれのテラスから緑があふれ、まさしく縦の森となり世界中からの注目を集めています。
その側にあるガエ・アウレンティ広場を中心にショップが立ち並び、少し歩けば美味しいレストランやファッショナブルなお店が連なるコルソ・コモ通り、通り抜けたら有名な総合フードマーケット「イータリー(Eataly)」もあります。
シティーライフ(City Life)地区

シティーライフ(City Life)地区

1990年代スーパーモデルが持てはやされていた頃、ミラノコレクションを大いに盛り上げていた旧国際見本市会場跡地にシティーライフ(City Life)という新しいトレンディスポットが誕生しました。そこにはTRE TORRI(3つの塔)という地名にもなっている「直立、湾曲、捩(ねじ)れ」というコンセプトの下に磯崎新(いそざきあらた)を含む著名な建築家達が設計した高層ビルとマンション群の他に、こちらもザハ・ハディド設計というショッピングモール内の波打つ姿は圧巻です!
ほとんどのミュージアムが閉まってしまう月曜日や天候が優れない時など、年中無休のこの地区はどう過ごして良いか分からない日の助け船にもなってくれます。
アンブロジアーナ絵画館

アンブロジアーナ絵画館

ドゥオーモ(Duomo)広場から徒歩2分と立地条件は良いのに意外と素通りされてしまいがちなこの絵画館は、かつて10万リラ札に描かれていたカラヴァッジョの『果物籠』やヴァチカン美術館所有のラファエロの『アテネの学堂』のカールトン、そしてダ・ヴィンチが残した現存する唯一の男性肖像画『音楽家の肖像』や『アトランティコ手稿』などを所蔵し、国立美術館に引けを取らない内容のカトリック系美術館です。
創設者は16世紀末から36年もの間、ミラノの大司教でもあったフェデリーコ・ボッロメーオ枢機卿で、西洋において初めて、現在用いられている形式の図書館(それ以前、本は鎖で繋がれていた)を一般に開放し、そこを基に多くのデッサンや絵画も集められ現在の絵画館へと移り変わっていきます。ちなみに『アテネの学童』の右側にあるコンパスを持ったブラマンテが生徒4人に囲まれている部分はイタリアの名門国立大学であるミラノ工科大学のロゴになっています。
アルマーニ・シロス(Armani Silos)

アルマーニ・シロス(Armani Silos)

2015年.のミラノ万博に合わせてオープンしたアルマーニ・シロスはジョルジョ・アルマーニが今まで発表したコレクションをテーマごとに展示している美術館です。600着の衣装と200種類以上のアクセサリー類の中には、映画『アメリカン・ジゴロ(1980/アメリカ)』で実際、リチャード・ギアが着用したスーツやシャーロン・ストーン、ジョディー・フォスターなどのハリウッドスター達がオスカー賞を受賞した際に袖を通したドレスもあり、イタリアのファッション界を牽引(けんいん)してきたアルマーニの世界観、美意識の高さが肌で感じられる空間です。
コレクションを発表した年代も表示されているので、彼の40年以上のキャリアの中でどのようにファッションが変化していったかもご覧いただけます。アルマーニファンではなくてもため息の出る、ミラノでしか味わうことのできない美術館です。
メルカート・チェントラーレ・ディ・ミラノ(Mercato Centrale di Milano)

メルカート・チェントラーレ・ディ・ミラノ
(Mercato Centrale di Milano)

年間1億2000万以上の人が利用するミラノ中央駅構内に2021年オープンしたばかりのフードコート兼マーケットです。ミラノ中央駅はイタリア国内のみならず、ヨーロッパの主要都市とも繋がれており、国際列車でイタリアにやってくる人たちの胃袋を真っ先につかもうとさまざまな料理と食材が取り揃えてあります。
海はなくとも新鮮な魚が多方からこの中央駅に集まってくるので、新鮮で豊富な魚が真っ先に手に入るマーケットの一つでもあります。車内に持ち込めるように工夫された料理もたくさんあるので、出発前に立ち寄り、電車の中でイタリアの風景を眺めながらワイン片手に味わうのもよろしいかと思います。