さあ、お仕事も終えたら待ちに待ったCenoneの時間です。
同じように予約をしているお客さんたちがレストランに集まってきました。
予約席に通されると、そこには素敵なテーブルセッティングが準備されていました。
12月31日午後9:00、2013年最後のお食事のスタートです。
まずはシャンパンで乾杯です。料理は冷たい前菜が運ばれてきました。
下に敷かれているのは、地中海地方でよく食べられるウイキョウ(フェンネル)です。フェンネルは消化を促進させて、胃を健康に保つ食べ物として昔からよく前菜としてこの地方で食べられているとのことです。
もちろんペロリとおいしく頂きました。
さて、次は・・・暖かい前菜が続きます。
シラクーザ近郊でとれた海老がたっぷり入ったタルティーヌ。量も味も文句なしです。
ラーナちゃん食事だけでなくワインもどんどん進んしまい、すでにほろ酔いです。
さて、次はパスタ。手長海老のパスタです。
これももちろん絶品です。写真だと伝わらないかもしれませんが、これまでのお料理、どれも量もすごいのです。
さすがのラーナちゃんもお腹がパンパンになりつつあります。
このパスタが出てくるまで、お酒を飲んだり、大切な人とゆっくり会話を楽しんだりと、たっぷりと時間をかけて進んでいきます。
パスタがでてきたのがお食事が始まってから1時間以上過ぎたところ。時間をかける分お腹の具合も酔いも出来上がってきてしましますよね(笑)
そうこうしているうちにメインのお皿が続きます。
最後のメイン、このお皿もすごい量です。
海岸の漁師町、ということもありメインもお魚です。
これって結構珍しいです!
ラーナちゃん、面目ないのですが、酔っ払っちゃって詳しいお料理名忘れてしまいました・・・でもおいしかった記憶はあります!
お料理が進むにつれ刻々と新年が近づいてきます。
2014年まであと少し。。。お料理のコースも終盤です。続いてでてきたのがデザートワイン!
甘くてさっぱり、お口直しができます。
そしてドルチェ。カスタードクリームがたっぷり入った大きな大きなミルフィーユ。
ドルチェと一緒に、レンズ豆、パネットーネ(イタリアの伝統的なお菓子でクリスマスによく食べられます)、ドライフルーツとナッツの盛り合わせ。
すごい!一年で一番のお食事Cenone、本当にその通りです。以前、フィレンツェで年越しをした時も夜中の11時に特大のビステッカ〈ステーキ)がでてきたことを思い出しました。。
さぁ、いよいよあと10分で2014年です。レストランのお客様一人ひとりに花火とまだ開けていないシャンパンが配られます。
(↓写真暗くてすみません。)
花火はテーブルのキャンドルから火をもらい、シャンパンは12時になるとともに全員一斉に開けます。
レストランのスタッフのカウントダウンと共に5・4・3・2・1
『Buon anno !』。パーン!!!!!
レストラン中の人がシャンパングラスを片手に、国籍関係なくみーんなに新年の挨拶をしながらテーブルを渡り歩き『Buon anno ! 』とバーチをかわし新年をお祝いします!お祝いごとに国籍なんて関係にですね!
本当に本当に楽しい新年の始まりとなりました。皆様もイタリアで新年を迎えてみるのはいかがでしょうか。
ラーナちゃん、日本のお正月も大好きですがイタリアのお正月もおすすめです。